2023年01月19日
関徳のブログにお越しいただき、誠にありがとうございます!
今話題の新しく始まった大河ドラマ『どうする家康?』ご覧になられた方も多いかと思います。舞台が戦国時代の愛知~静岡・山梨と続く地元地域なため地元愛知県民としてはとても興味深いですよね。
■津島市と戦国時代
さて、ここ関徳のある愛知県津島市には徳川家とのつながりのある歴史的文化財がいくつかあります。『どうする家康』では、物語のキーマンの一人となる織田氏の氏神として有名な津島神社があります。また天王川公園で毎年行われる天王川祭りに信長公が見物に訪れ、天王橋という場所から見ていたと言われています。
津島はその昔には港町であり、戦国時代には『台所』と呼ばれていました。
尾張を拠点とした物流の要であったことから、非常に重要な土地として注目され、その利点より織田家に抑えられていた土地でした。
津島という名前から、戦国時代にはここは海にせり出す島として機能し、かつ船が行き交う交流盛んな土地だったと伝えられています。
織田家を経て、どのように徳川家康がこの「あま・津島エリア」に関わるようになったのでしょうか。
1/15(日)放送分では織田信長公が家康公(当時:竹千代)と津島の港(津島湊)にてやり合うというシーンが放送されていました。
幼き竹千代が信長公と組合う背景に海が映っていましたね!
■徳川家とのつながり
徳川家には15代将軍まで続いた長い歴史があります。
そんな家康公は非常に子だくさんでも有名で、16人も子どもがいたそうです。
第9子の義直は尾張徳川家の初代藩主として働いたそうなのですが、非常に資産家であり、徳川家が尾張・紀伊・水戸と3つに分かれて藩を持つ中でも格式高く、大名家として君臨してたのだそうです。
また義直は学術・武芸に優れた人物で、弓なども親しまれたのだと言われています。
鷹狩りを楽しむ義直のために用意された休憩所がこの関徳のある城之越エリアにあり、『津島御殿』と呼ばれたそうです。
4000坪の広大な敷地に建てられ、堀を巡らせ、大木をいくつも植えられた立派な御殿だったそうです。
その津島御殿の管理をしていたのが関徳のルーツと言い伝えられています。
塀を築き、広大な敷地を管理していたのが関徳の祖先だと思うと、現在とのつながりに歴史のロマンを感じますね。
(現在も津島御殿の一部として、天然記念物に指定されているオオムクの木の記念碑が残っています)
■戦国時代や江戸時代に思いをはせる
そこかしこに戦場の地や縁のある土地を持つ愛知県民としては、今回の大河ドラマはとても興味深いものです。
津島市周辺にも織田信長公や豊臣秀吉公、徳川家康公など、今回の大河ドラマで主要なキャストとなる人物ゆかりの土地が沢山あります。
関徳にお越しの際は、津島神社や天王川公園などの文化財めぐりをしながら、歴史に思いをはせてみるのはいかがでしょうか?
それでは、また次回!
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弊社はエクステリアリフォーム工事、補修工事などもおこなっております。
お気軽に何でもご相談下さい。
施工例はホームページに掲載しております。
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電話やメールのでのお問い合わせも
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津島市、愛西市、あま市、海部郡大治町、蟹江町、
弥富市、稲沢市、清須市、北名古屋市、一宮市、
名古屋市、小牧市、春日井市、飛鳥村、桑名市 etc.
その他地域でも、施工対応致します。
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
株式会社 関徳(セキトク)展示場
〒496-0821
愛知県津島市城之越町6番地
TEL:0567-26-1212
FAX:0567-26-1279
2022年09月15日
関徳のブログへお越しいただきありがとうございます!
本日は、9/15(木)より始まります、
LIXILの【お庭にGO TOキャンペーン】のご紹介です。
2022年9月15日~12月15日に該当のガーデンルーム・デッキを
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■ガーデンルーム対象商品は
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上記商品はすべて関徳にて常時ショールームにて展示がされております!
天候に関係なくご覧いただける室内展示となっておりますので、
ご興味のある方はぜひお気軽にお立ち寄りくださいませ。
サイズ感や素材感なども実際に手に触れ、
様々なタイプを見比べることできっと素敵な出会いに繋がる事と思います!
ただ今、ガーデンルームやデッキ設置をお考えのお客様は
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この機会にぜひご相談くださいませ!
それでは、また次回!
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2022年09月08日
関徳のブログにお越しいただきありがとうございます!
9月は台風シーズン。
気が抜けない日々ですが、対策も考えつつ暑さを乗り切っていきましょう!
さて今回のテーマは<エクステリア商品を知ろう>です!
【フェンス編】とさせて頂き、お話させて頂きます♪
■フェンスの種類?
フェンスと一言にいっても種類は沢山。関徳で扱うものもメーカーの数だけ存在します。
材質での違いで種類をご紹介致しますと
・スチールメッシュ
・アルミ形材フェンス
・アルミ鋳物フェンス
・人工木・樹脂材フェンス
・天然木フェンス
形(フォルム)などで名前が枝分かれしていくものの、材質としては上記のもので構成されている事がほとんどです。
昨今は、つや消しの黒いラインが際立つものや、アメリカンフェンスという軍基地や空港にあるような金網のフェンス、ガビオンと呼ばれるワイヤーメッシュの中に砕石を詰めて作った見た目も楽しいフェンスや塀も人気ですね!
■スチールメッシュフェンス
近年建売住宅や、造成工事後に付けられている事が多いのはスチールメッシュと呼ばれているものです。
非常に細く、景観を損なわずに土地を区切れるため、オープン外構でとてもよく見かけるものですね。
お値段も非常にお手頃で通気性も良く、外部からの視線をそのまま防犯面に活かす事が出来ると言われています。
■アルミ形材フェンス
加工がしやすく、様々なバリエーションの形の物が選べるのがアルミ形材フェンス。重量も軽く、真っ直ぐに伸びるラインが綺麗に強調出来ます。
耐久性にも優れており、メンテナンスはほとんど必要ありません。
カラーパターンも多様で、木調のものや、全面ブラックのものなど、多種ある中から選べます。
格子パターン・格子自体の幅・格子と格子の間の幅の変化で、景色の透け方が変わりますので、お好みの透過感なども考慮しながら選ぶことが出来ますね。
■アルミ鋳物フェンス
先程のアルミ形材は直線的なラインの強調が得意と説明しましたが、こちらのアルミ鋳物フェンスは、曲線を描くのが得意なフェンスです。
複雑な型枠から作る事ができるので曲がりくねった形も製造できるというわけです。
こちらはカラーバリエーションはそんなに多くはないものの、個性的な形が多く、外構にアクセントが欲しい!という方にはうってつけです。
ヨーロピアンテイストや英国風のガーデンなどとも相性の良いビンテージ感のあるスタイルにも雰囲気が良く、時代を問わず愛されています。
三協アルミさんからは、個性に富んだフェンスもラインナップされています。
植木鉢をはめて飾ってみたり、人魚のうろこのようなデザインで土地を区切ってみたり、とても楽しい商品です。
詳しくは下の画像をチェック!
■人工木・樹脂材フェンス
まるで天然木のフェンスのような人工木・樹脂材フェンス。人工木とはつまり樹脂と木紛を混ぜて作られたものです。
ナチュラルな見た目がとても可愛らしく、リアルな木目感などから、色褪せや経年劣化・メンテナンスのわずらわしさから解放されつつも、自然の風合いを取り入れた外構にぴったりです。
人工木はウッドデッキにもよく採用される素材ですので、統一感を出したい方にもおすすめです。
お手入れの楽さや、耐久性が高いため、天然木よりは少し高額にはなりますが、それを超えるメリットから人気が出ています。
■天然木フェンス
木の持つ温かみや素朴さを存分に味わえるのが、天然木フェンス。
外構とは切っても切れない植栽たちが持つその雰囲気をそのまま囲いにまで延長できるので洋風にも和風にも良く調和します。
切り貼りの加工がしやすく幅の調整も融通が利くため、目隠しにも、景色を楽しむ境界フェンスにもなります。
風化や劣化を防止するために腐食止めやオイルを塗るなどのメンテナンス作業は必要となりますが、経過し変化するならではの良さは他に変えられないものです。
■お手入れ方法?
メタルカラーや木調アルミ樹脂、細いメッシュフェンスですと水滴跡も目立ちにくくお手入れが少なく済みます。
アルミ材や樹脂材の木調ラッピングは非常に汚れに強い素材です。
少し汚れが気になるときは、濡らした布をしぼって優しく拭き上げると、すぐに元通りの綺麗さがよみがえります。
■最後に
ここまで外構の中でも、一番外側を彩る【フェンス】についてお話してきました。
実際フェンスを施工する際は、視線を隠す・風を通す・立ち入りを防ぐ・敷地を強調する・など目的に応じたフェンスの配置をすることが非常に重要なポイントと言えます。
デザイン的には門扉・門塀・カーポートなどのフェンスの近くに施工される商品との調和も重要な要素ですね。
フェンス一つで外観の印象が変わったり、生活のお悩みが解決出来たりと、フェンスはとても優れた実力を持っています。
私ども関徳はその力を最大限有効に発揮できるよう外構の専門家として、お客様のご要望にお応えできますよう常に心掛けて参りたいと思います。
それではまた次回!
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2022年08月10日
関徳のブログにお越しいただきありがとうございます!
お盆直前、弊社も11日より16日まで、6日間の夏季休業を頂きます!
天気の良い日が続き、ご先祖様たちを気持ちよく迎え・送ることのできる日を過ごせるといいなと思います。
さて今回はタイトルにあります『大谷石』について。
大谷石、何に使うものかまったくわからない…という人もいる反面、大谷石?うちにもあるよ!聞いたことあるよ!知ってるよ!という二分された結果になりそうなこの石。
■知ってる人は知っている、のはなぜ?
大谷石は実は加工がとても容易で、古くから門塀や門柱などにとても多く用いられてきました。
現代では家に付随して建てる塀といえばブロック塀もしくはアルミ材のフェンスが二大巨塔かの様に君臨しておりますが、(勿論現代でも大谷石で作る門塀もございます)その昔は古墳や城の土留め、住宅の防火壁や蔵・石垣・擁壁など何を作るにも用いられるほどに重宝されてきた過去も。
今では当たり前にある材料がなかった頃、現行素材に成り代わる前の材料といえば、大谷石。ふと日本の和建物に付随する塀を思い出したときに、見覚えがあるのが、そう、大谷石で出来た門塀なのです。
意識をしたことはなくとも、潜在的に刷り込まれるように認識していたものをじっくりとフォーカスしてみると新たな発見がありますね。
■産地はどこ?
大谷石の採掘は日本の栃木県が非常に有名です。
栃木県宇都宮市には大谷町が存在し、そこには大谷石の採掘のみにとどまらず、関連づいた様々な建物やイベントがありました!
例えば、大谷資料館。ホームページはこちらをクリック!
ここは資料館としての建物のほかに、採掘場として使われていた巨大なツルハシで掘りぬかれた空間をイベント・展示スペースとして利用している場所があります。
それはそれは荘厳な雰囲気で、手で掘られていたことを目で耳で体で感じられそうなライブ感たっぷりの場所。
有名な映画(ex.セーラー服と機関銃、ウルトラマンティガ、仮面ライダー等)の撮影現場として利用されていたり、有名なアーティストのMV(ex. X JAPAN、B'z、長渕剛、東京事変等)の撮影が行われていたり、コンサートが行われていたりと、人工的に掘り進めたことで完成した未知なる空間を最大限に利用した取り組みが行われています。
一大産地として自治体総出で盛り上がっているのですね!
宇都宮と言えば餃子も有名ですが、宇都宮駅前にある餃子の像、ご存じでしょうか?
あれもなんと大谷石で造られているんだそうです!自治体内の特産物同士のコラボを行えるなんて面白いですよね!
■大谷石の特徴は?
切り出し直後は水分を含み、青みがかって見えますが、乾燥が進むにつれ白や灰色のように変化します。
見た目の美しさに加え、耐火性・蓄熱性が高く、石窯などにも使用されるほか、吸湿や消臭効果なども評価されています。
音響効果もあるために、先に述べていた様なコンサートホールとしての使用にも向いており、なんとも多彩な材料と言えます。
また、大谷石には中に黒や茶色の斑の様な模様が見えます。これを【ミソ】と呼ぶのですが、大きな斑から小さな斑まで様々なサイズのものがあります。
【細目・中目・荒目】などミソの大小により呼び方が変わります。
このミソの目が細かくなればなるほど価値は高く、高級感のある仕上げに向いたものとなるようです。
前回大谷石を用いた門柱リフォームをこのブログにて触れました。
そこで用いたのも同じ大谷石なのですが、元々の門柱に大谷石を周りに積んだ手法ではなく、薄くスライスされた大谷石を化粧板のように貼っていくという手法にて行いました。
近年では大谷石を切り出す際のスライスサイズを2cmまで薄く出来、タイル状になったこの大谷石を貼るリフォームが可能になったわけですね。
■切り出し方も様々?
チェーンソーと丸のこで切り出す、【チェーン挽き】。
ダイヤモンドブレードで切り出す、【ダイヤ挽き】。
さらには表面にも切り口の風合いにも種類があり、
スリットの形が三角もしくは四角の形で掘られた【リブ】、
ひっかき傷を交差していれたような【ビシャン】、
手でバキッと割った表面の様な【割肌】
などなど、細分化していくともっとございます。
作りたい対象物の完成形を考えた際にどういった表面仕上げが似合うのかを逆算して考えていくと、ぴったりの仕上げ加工のものに辿り着けそうですね!
以上、大谷石をざっくりと説明させて頂きました!
参照は以下に記させて頂きます。
大谷石産業株式会社様HP
オヤナビ様HP
株式会社マルオカ様HP
弊社はご相談・お見積り無料!どうぞお気軽にご相談・見学などお越しくださいね♪
それではまた次回!
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FAX:0567-26-1279
2022年05月12日
関徳のブログにお越しいただきありがとうございます!
連休が明け、どうもお天気の悪い日が続いています。
田んぼにも水が貼られ、着々と田植えに向けた準備をしているようですね。
さて今回は前回のアオダモ編に続き、植栽の変化シリーズ【ジューンベリー編】をお届けしたいと思います。
植栽としてアプローチやファサードに植える際に非常に人気の高い、ジューンベリー。
落葉中高木で、ベリーと名が付く通り、春には花を咲かせ、真っ赤な実をつけ、秋口には紅葉も楽しめる植物です。
開花する花は白くとても可愛らしいもの。小さ目な桜の花のような形です。
一本の木で開花→実り→収穫→紅葉→落葉と様々な姿を見せてくれるため、非常に人気の高い種類だというのも頷けます。
赤い実も黒っぽく熟した頃に収穫し、食べることが出来るので、鳥に食べられずに残ったものを取っておいてジャムや果実酒に加工したりと更なる楽しみも。
おいしい実ですのでどうしても鳥との闘いになりますが、うまく収穫が出来ましたらぜひ味わってみて下さい♪
バラ科の植物だけあって味わいはサクランボとブルーベリーの間くらいだとか。
わんちゃんがとても好む植物とされていて、ペットのいる方のお庭づくりでもよく触れる事があります。
※食物繊維がとても多いので食べすぎにはご注意下さい。
※葉には毒性があるのでご注意下さい。
更にジューンベリーの特筆すべきは、育てやすさにあります。
耐暑・耐寒に優れ、大きく育る事も可能ですので、シンボルツリーにされる方も多いです。
管理すると単管立ちに、放任すると株立ちになり、選ぶ楽しみ・変化させる楽しみも持ち合わせています。
虫問題ですが、どうしても花が付くためにアブラムシがついてしまうことが。少し春頃には手をかけてあげる事が多くなりますね。
このおいしい実を食べると思わず顔がほころんでしまうことから、ジューンベリーの花言葉は『穏やかな笑顔』『穏やかな表情』。
お庭で過ごす時間を穏やかに、ふわっと笑顔が自然とこぼれるようなものになりますようにと思いを込めて選ばせて頂いております。
これから悩みの種になる雑草対策や、育てやすい植栽など、何かご興味のある方は一度ご相談ください。しっかりとヒアリングし、素敵な外構をともにつくっていきましょう♪
それではまた次回!
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2022年02月17日
関徳のブログにお越しいただきありがとうございます!
少しずつ少しずつ気候が変わってきていますね。道を歩くと、新しい植栽が芽吹き始めていたりします。
今日は題名にあります、【フロアハッチ】や【グレーチング】について。
外構を施す際に、土間コンクリート打ちや、洗い出し処理など地盤を固める施工をした際に気になる排水問題。
土や砂利ですと、自然のままに地盤へと雨水は吸収されていきますが、耐水性を備えた床ですと、消えたはずの雨水はどこへ行くのか。
水の逃げ道を設けないと、どこか一点低い箇所へと流され、溜まってしまいます。
その際に拠点として設けられている枡。丸い格子状の水が引き込まれていく丸いフタに向かって水が流れる様にどの地盤にも勾配が付けられています。
さて、その雨水枡なのですが、弊社の様な外構業が取り掛かる際には、すでに位置というのは決まってしまっていることが殆ど。
すると、アプローチや駐車場など、広範囲に同一デザインを施すようなポイントに直撃していることも多々発生します。
そこで、フロアハッチ施工という手法をご紹介。
まず、【フロアハッチ】とは、家の中でもよく見かける、床下点検口のことです。
床に四角く仕切りがあり、真ん中にステン素材の長方形。
長方形のはじをグッと押し、くるっと回転させて取手を露出させて持ち上げて開く扉、どこかで見かけたことはございませんか?
これを土間打ちの際に全く同じ表面仕上げで施しておくことで、表面のデザイン性を保ったまま枡自体も隠して備えられます。
元々この雨水枡が露出して見えっぱなしになっていることもよくありますし、気にされないのでそのままで、というパターンも勿論ございます。
ここに覆う形で少し全体のレベルを上げ、フロアハッチ、蓋表面を周りと同じ土間コンなら土間コン、洗い出しなら洗い出しに職人が仕上げて同化させるデザインとなりますので美観を保ちたい!という方にはぜひおすすめしたい施工です。
また上部写真現場では、アプローチが大変長く、一度排水される流れを断ち切りたい事、スリット上の車椅子での通過の際のがたつきを考慮してグレーチングを用いての施工を致しました。
このように広範囲・長距離の洗い出しや土間打ちで折り目やつなぎ目が出来てしまう際は、グレーチング(※底に溝がすでに掘ってあり、その上を覆う溝蓋のこと)という手段もとても効果的です。
駐車場のように細かくスリットを入れられるエリアとは違い、広い施工エリアの土間コン上に水たまりが出来てしまうといつまでも蒸発せずにそこにあるな…とお施主様も気になりますし、だんだん汚れへと変化していってしまったりします。
こういった場合に床材自体・デザインの切り替わりとしての機能と排水性両面での分岐点を作ることが出来るグレーチングが機能を発揮します。
グレーチング下にU字溝があり、それを伝って排水先に枡があります。上部参考写真のパターンは花台で更にその枡の上部美観も補っています。
少しでも見た目にも機能性にもアップしたものを考える際のひとつの手段として知って頂けたらと思います!
こういった排水や水切り問題はテラス施工にもつきもの。
今後テラス上での排水対策などについても触れていきますね!
ではまた次回!
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2021年11月04日
関徳のブログにお越しいただきありがとうございます!
銀杏が色づき始め、秋深まるこの頃。
お隣の稲沢市の有名な銀杏を見るも良し、食べるも良しな季節ですね。祖父江には沢山のブランド銀杏があります。とても大粒なものなので驚かれるかもしれません。
久寿(久治)、金兵衛、藤九郎、栄神などなど、それぞれに特徴があり味も全然違うのだとか。銀杏好きの方たちは好みで買い分けているそうです!
さて本日のテーマは、『軒のある物置?』です。
皆様物置を想像する時に【軒(のき)】って付いていますでしょうか?
おおよそついているものを想像される方は少ないのではないかなと思います。
道を歩き、物置が付いているな、と目についたお宅で実際採用されている物置の形は、正面から見て四角い形、引き扉が付いているものの一遍通りだったりします。
最近は、欧風な三角屋根のついたおうち型のような形も見かけたりするようになってきましたね。三角屋根がついていてもせり出して雨を凌げるサイズの軒はない様に思います。
つまるところ軒付きの物置って存在しないのかもしれません。
(注1・管理人パソコン検索調べ:軒 物置/軒のある物置 で検索ヒット0結果)
(注2・DIYなどでご自身でデザイン作成されたものは省き既存で販売されているものを指します)
――――そこで、物置まで辿り着く道筋で濡れたくないというご要望が。
関徳は考えました。ないのなら造ればいいではないかと。
というわけで、既存物置設置に併せて軒もオーダー設置し、一体化させてみました!
どうでしょうか。ジャストサイズで納まる軒が立派にお目見えしております。
物置は本来設置場所として、元々カーポート下や建物本体の軒下に入れ込まない限りは外に置くものなので、入口到達までに濡れてしまいます。また必要な物を取り出し、移動する際にも濡らしてしまうかも、という心配も。
玄関→外→物置→外→目的場所 というルートの間に建物の延長屋根や巨大なカーポートがあれば濡れずに物の出し入れは可能ですが、後付けでとなるとやはり今回の対応はベストでした。
今回の物置自体が正面扉もシャッターの巻き取り式のため、扉が前にせり出すこともなく、軒柱にも影響はありません。
人の出入りする玄関は軒のある造りが多いですし、物の出し入れが頻繁にありそうだとお施主様が判断されている大きな物置であればオプションとして存在していてもいいかもしれませんね。
お施主様ご本人様からこだわりたい場所としてフォーカスされ、なるほど!と弊社でも新たな試みとして実現させて頂きました。
今回は物置自体にも雨樋・軒自体にも雨樋がありますので、天井屋根付近での漏水対策も仕上がっております。
また物置前の軒下部分が、実は玄関から門扉へ、門扉から玄関へのサブ動線にもなっております。雨に濡れないように最短距離でささっと走り抜けられるこの道。沢山お施主様に使ってもらえることと思います。
軒としても新たな場所にお役目を与えられ、物置も新たな出会いをし、見た目も斬新に設置した姿が眩く見える気さえします。
物置ひとつとっても、前回の全塗装や、今回の軒付けとご設置頂くお施主様にとっての気になるポイントは本当に多種多様です。
関徳では、ご依頼頂いたお施主様の小さな希望もこだわりも逃さず一つずつ叶えられる設計や施工を心がけております。
物置以外にも外構にまつわるご相談・こだわりたいポイントなどお持ちの方はどうぞ関徳までお気軽にご相談くださいませ♪
ではまた次回!
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2021年09月16日
関徳のブログにお越しくださり、ありがとうございます。
朝晩冷え込みが強く、イネ花粉も飛び始めました。花粉症の症状が出始めた方も多く、折角過ごしやすくなったはずがまた屋内へ引っ込まざるを得ない方も…。
しかしグリーンたちは秋に向けて準備に入り、ガーデンの変化していく様子が楽しみでもありますね。
さてテーマもいよいよ第3弾、最終章をお送りさせて頂きます。
テーマはコンクリート!
〇コンクリートとは?
コンクリート(英: concrete*)混 ー 〈混凝土〉セメントに砂と砂利などの骨材と水を適当な割合で混ぜ,こねたもの。また,これを固めたもの。土木建築用材として広く用いられる。コンクリ。
★(con-)一緒に、ともに
(cretus)成長する *ラテン語
早速説明の中にセメントが入ってまいりました。
つまりセメントは全ての原料。セメントからすべてが生み出されます。
セメント+水 = セメントペースト/ミルク*
セメント+水+砂 = モルタル
セメント+水+砂+石 = コンクリート
*セメントペースト?ミルク?→セメントの含有量の違いで使い分けられています。セメントが多いとペースト。少ないとミルクです。
上記でコンクリートの材料は砂・石とありますが、実際は骨材と呼ばれ、粗いもの・細かいものも含め用途に合わせてざまざまな組み合わせで混ぜ作られています。
代表的なものですと砂利・砕石・スラグ*骨材・再生骨材・軽量骨材などです。
*スラグとは鉱石や粗金属から溶鉱炉,反射炉,転炉,電気炉などの高温炉内で融解時に,目的金属溶融体の上に浮かんでたまる目的金属を得たあとの残渣(ざんさ)、滓(かす)である。近年そのほとんどが有効利用されている。
水とセメントを単純に混ぜると化学反応で固くなる。そこへ砂を混ぜるとより固く・強さを増す。更にそこへ骨材となる石などを混ぜ込むとより強靭なものへと変化させられる。ということです。
(図:コンクリート撹拌中)
〇コンクリートのメリット?
では骨材を固いものにすれば最強度のコンクリートができるのでは?と考えてしまいそうですが、結局はセメントと水との混合比でできたセメントペーストの強度と骨材の強度、どちらか弱い方が全体の強度として見られますので、上限は出てきてしまいます。とはいえさすが天下のコンクリート。固まれば無敵?と思われるくらいの強度を生み出すのです。
実験で強さを試す…と言えば象が乗っても~でお馴染みの重さに耐えうる試験だと思います。一般的に用いられるコンクリートの圧縮強度は18~24N/mm2程度と言われ、言い換えれば1円玉の面積で540~720kg相当に耐えられると言われています。一円玉で象さん一頭支えられてしまいました!!
〇コンクリートのデメリット?
さて、圧縮には強いコンクリートですがその正反対、引張力には弱い、という弱点も。コンクリートを構成する硬化したセメントペースト・石・砂たちはご存じの通り硬さが自慢。柔軟力・変形力は備わっておりません。つまり引っ張られたときに対応するような形へ変わることが出来ない。そしてセメントペーストが硬化する際に内部に生じていく気孔や隙間が多量にあり、そこを引っ張られるとクラック(ひび割れ)が生じるという訳です。
〇柔らかいコンクリート?
コンクリートにも柔らかい時期は勿論あります。
フレッシュコンクリート・生コンと呼ばれる製造された直後の状態です。
ミキサー車がくるくる撹拌している中身こそ生コン車の名前通り、生状態のコンクリート。しかし中身は止まってしまえばすぐ固まるというわけではなく、分離しないように混ぜつつ移動しています。ちなみに品質保持のために製造されてから90分~120分で運ぶ、という決まりもあります。
これを利用し、打ちっぱなしコンクリートから進化を遂げている、【スタンプコンクリート】という工法があります。固まる前の柔らかいコンクリにスタンプマットを押し付けて形を写し、タイルやレンガ、木目調の表面仕上げに出来るというものです。コンクリなので防草効果は勿論、がたつきや段差も出来にくく、カラー粉末剤を散布することにより、色付けも出来るので舗装としてのデザイン性もばっちりなのです。
(図:杉板仕上げのウォールです)
〇施工方法?
型枠組み :合板などのせき板を組み、コンクリを流し込む型を作り組上げる
↓
打込み :型枠へコンクリを常に攪拌しながらゆったり打設する
↓
締固め :打込み直後に空洞や気泡が起きない様に振動を与え流動化させ隅々に流す
↓
仕上げ :スコップなどで荒く均し、木ゴテで凹凸を修正し水勾配や水平などをとる
↓
養生 :凝固が進むように保護する為、散水もしくは湿ったマットで養生し表面の乾燥と全体の熱をとる
関徳ではこの手法を用いて、コンクリートで築いた擁壁もデザインとして取り入れられています。型枠を組み上げる工程の際に、本物の杉板を枠に貼っておくことで、表面を杉板模様に仕上げる【杉板仕上げ】がとてもデザイン性が高く人気です。(*上記写真が杉板仕上げのデザインです)
さて3章に渡ってセメント・モルタル・コンクリートと触れてまいりました。ローマやエジプトの有名な遺跡に使われていた遥か昔から、現代に至るまで進化を遂げてずっと建築とともにある資材。近代ではコンクリートの3Dプリンターが誕生しており、地震大国日本で巨大建造物を見ることは難しくとも、インテリアや雑貨、その他応用の効いた商品を目にすることが増えてくるかもしれません。
ここまで読んでみてもっとコンクリートが知りたい欲が出た方は生コンパーク
のHPでお子さんでも分かりやすく説明されています!
DIYを考えている方、外構へ土間コン打ちたいなと思いめぐらせている方、すでに自宅建物などに用いられていたという方、どなたにも何か助けやなるほど、と思っていただけるブログになれていたら幸いです!
では、また次回!
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弊社はエクステリアリフォーム工事、補修工事などもおこなっておりますので
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株式会社 関徳(セキトク)展示場
〒496-0821
愛知県津島市城之越町6番地
TEL:0567-26-1212
FAX:0567-26-1279
2021年09月09日
関徳のブログにお越しいただきありがとうございます。
朝晩だけかと思っていたら日中もすっかり気温が下がることも出始め、一気に秋の気配を感じ始めましたね。外で聞こえる虫の音色も季節の移り変わりを感じるように一変し始め、セミも最後の一鳴きと言わんばかりに奮励しています。
さて今日は先日に引き続き、パート2をお送りさせて頂きます。
テーマはモルタル。
…セメントに続いてモルタル?同じものなので語ることがないのでは?とご心配されるかもしれませんが、いえいえ大丈夫です。しっかりここにも違いはありました。
〇モルタルとは?
モルタル(英:mortar)、膠泥(こうでい):日本語でモルタルのこと)
砂(細骨材)とセメントと水とを練り混ぜて作る建築材料。セメントと砂とは重量比にして1:2 - 1:3の割合で混合されることが多い。ペースト状で施工性が良く、仕上材や目地材、躯体の調整などに多く用いられる。
コンクリートと違い、砂利(粗骨材)が入らない。コンクリートと比べ高価で、クリープ現象などの伸縮を起こしやすいため、構造材料として単独で用いられることは少ない。耐火性の物もある。(参考・Wikipedia)
つまり、手順としてはこうです。
1.セメントを用意する。
2.そこへ砂をその2~3倍混ぜる。
3.水を適量入れ混ぜる。
※W/C比(水セメント)30~40%だが砂に含まれる水分量がまちまちなので適量と表記
4.モルタルの完成!
セメント在りきのモルタル。モルタルの原材料こそがセメント。
さらに言えば、
■膠【灰】と書かれるセメント 灰 :水分なし。さらさらの粉状のもの
+
水 *1/3(セメントを1としたときの重量比)
砂 *3
=
■膠【泥】と書かれるモルタル 泥 :水分が含まれている粘土質のもの
ちゃんと漢字にもヒントがありました。馴染み深いカタカナの名前ではピンと来ず、ここまでたどり着くのが簡略化したせいで遠回りになっていたようです。
やはり言葉にはしっかり語源が含まれておりますし、名付けも納得のいくものばかり。
※膠 にかわ[〘名〙 動物の皮、腱(けん)、骨、結合組織などを水で煮沸し、溶液を濃縮・冷却・凝固してつくった低品質のゼラチン。水に浸すと吸水膨潤し、加温するとゾルに、冷却するとゲルになる。接着剤に用いられる
(参考 ・※正倉院文書‐天平勝宝九年(757)三月九日・造東寺司緑青定文「膠六百十七斤八両」)
つまるところ漢字の成り立ちとして既にセメントは灰・粉状の接着剤のことを、
モルタルは泥・泥状の接着剤のことを示していました。
〇一般的なモルタル?
・セメントモルタル
セメント+砂+水で出来上がる、一般的に指されているものです。
その他大まかに分類すると以下のものがあります。
・ポリマーセメントモルタル
(ポリマーも混同させ、接着力・曲げ強度・対ひび割れ・中性化抑制力・防錆効果を上げたもの)
・樹脂モルタル
(セメントの代わりに樹脂‘レジン’を用いて接着力・曲げ強度・中性化抑制力・防錆効果を上げ、特に補修材として優れたもの)
〇モルタル作成について
モルタルはセメントと砂・水との配合によって生まれるもの。
大体の配合については先に記しておりますが、やはりその割合によって耐久性などにも影響が出ます。重量比で大体そのあたりで作っているとはいえ、普段からモルタルを見ていない・触れていない人には作成も難しい。
⇒インスタントセメントというご家庭でも水を混ぜればすぐに出来上がるような簡易的なものも売っているのでDIYにぜひ役立てていただきたいです。
【★関徳では神守営業所で販売しております!】
また、モルタルには色を付けることができます。水に溶け出した時にしか色粉は発色しないのでそれを想像しながら粉を配合というのは、思い付きで簡単に出来るものでもなさそう。
⇒ネットショッピングなどで『色モル』なるものがあるようです。すでに色配合されているものなので、使ってみるとしたらこういうものをおススメします!
いずれにせよ、一部分で使用とはいえ意外とまとめると結構な量を購入となるので神守営業所での取り扱いのあるものでしたら、一度お問い合わせください!配達なども津島市近隣へ行っておりますので、ぜひご相談ください♪
〇モルタルの歴史
さて前回の記事で触れた通りセメントは西洋から日本へと運ばれてきました。そしてモルタルはそこからの派生物。ここ日本での定着の歴史が気になります。
日本は元々木造建築の国。自然界にあるもので暮らしやすく、そして隣近所と密接に暮らしていく形をとっていました。家の仕上げも土や漆喰が使われ、左官職人が行っていたので、もともとモルタルを普及させ易い技術面は育っていた環境だったと言えます。
さてこの木造建築が多くもたらしたもの。それはメリットだけではなく、電気の通っていない時代の火の不始末による火事の発生率の高さ・そして延焼が食い止められにくいという大きなデメリットです。江戸~明治頃でも〇〇の大火など歴史で聞く言葉にも多く火事が起きていたことは想像に容易く、これに対抗する策を当時の人々も少なからず考えていたことでしょう。
さてその頃のセメントは西洋建築ではすっかり定着しお馴染みとなりつつ、日本にも輸入は量こそ少なかれ行われていました。セメントの不燃性は日本では喉から手が出るほど欲しいはずの機能。しかしここでネックなのはやはり単価の高さです。価格が高いとなると、やはりお金をかけた建築として採用できたのは国の息がかかった建物のみ。官営の建築物等、有名なものはどれも荘厳な仕上がり。とても一般庶民の家屋に使用、とは言えない資材ですので、瞬く間に普及とはいきません。
しかしそんなことを言っていられない大事件が。大正12年の関東大震災です。震災の恐ろしいところは、それに誘発される第二次、三次の災害が起きるということ。例にもれず、震災後の大火により、東京はあたり一面家屋が焼け野原と化してしまいました。復興を進めるにつれ、不燃性の材料というのは注目が高まり、少しずつ利用度合いも高まりを見せていきます。
昭和25年建築基準法が制定され、モルタル利用についても記載があったことから全国へ一気に波及していき、現代に至るまで、配合量やデメリットを補う研究開発が進んでいく…といった流れです。
〇モルタルのデメリット?
阪神淡路大震災にて半壊した建物が多くメディア映像にて散見され、モルタル塗りって弱いのではというイメージがあるかもしれません。しかし当時の住宅建築の基礎などの影響と見られ、モルタル自体に脆弱性はなさそうです。
しかし【クラック】といってひび割れがバキッと入っている塀や外壁などを見かけた事のある人は多いかもしれません。モルタルの乾燥には施工後24時間の乾燥が必要と言われ、その最中にクラックが起きやすいのです。水分が蒸発していけば、容積が収縮し、その分亀裂が入りやすい、という訳です。
しかし、モルタル施工は下塗り→乾燥→中塗り→乾燥→上塗りと何度も塗り重ねるのでその最中のひび割れに関してはどんどん補修が出来ます。
段階を踏むということはその分人件費・モルタル材料費もかさんできます。お値段が少しお高めに感じるのはこういった手間によるものだったのですね。
〇モルタルのメリット?
ここまで触れてきた中にも耐熱・耐火性、接着力、強度などたくさんありましたが、何といっても左官職人による手塗りの温かみが一番なのではないかな、と思います。これまで、土壁、手塗りの漆喰壁、珪藻土仕上げと巧みな技術を持つ職人たちは、その手さばきや継承される技に敬意を持ちつつ、新たな素材を柔軟に受け入れ、取り入れていきました。継ぎ目なくきれいに面を仕上げて完成していくこの素材。モルタルを用いた建築物はこれからもたくさん見かけることが多そうです♪
次回最終回、コンクリートについてです!
どうぞお付き合いお願いいたします♪
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2021年09月07日
関徳のブログにお越しくださりありがとうございます。
朝晩の気候がすっかり気温差となって表れ始め、秋の足音が近づいてきたのかと思いきや、突然の大雨が降ってきたりと今年はめまぐるしいお天気模様のようです。
さて表題の【セメント・モルタル・コンクリート?】ですが、最近施工例を上げていると、ウォールに使用されたり、はたまた擁壁となって全体を覆う様な使用法であったり、土間コンとして足元にふと存在していたり。気付けばあちらこちらにあって、外構とは切り離せない素材です。
みなさんこちらの明確な違いや性質ってご存じでしょうか?
今回はそれぞれの作成方法や特性などに焦点をおいて、その性質差を紐解いて豆知識としていこうと思います。
まずは第一弾として『セメント』からです!
〇セメントとは?
セメント(英: cement)、膠灰(こうかい:日本語でセメントのこと)
一般的には、水や液剤などにより水和や重合し硬化する粉体を指す。広義には、アスファルト、膠(にかわ)、樹脂、石膏、石灰等や、これらを組み合わせた接着剤全般を指す。コンクリートを作るための材料の一つで灰色の粉末。(参考:Wikipedia、一般社団法人セメント協会)
〇一般的なセメント?
…といって指されるものは【ポルトランドセメント】と呼ばれているもの。その他【混合セメント】【特殊セメント】という二種類があり、ダム工事に用いられたり、歯科使用されたりと同じセメントでも要求される性能によって適材適所に振り分けられます。今回はこのポルトランドセメントにフォーカスします。
【普通ポルトランドセメント JIS R 5210】
この名前が通常工事で使用されるものの中の70%を占めると言われている、いわゆるセメントと言えばこれのこと!という、いわばセメントの本名です。
*ポルトランド(英)Portlandとは、イギリス・リーズの煉瓦積み職人のジョセフ・アスプディンが発明し、名付けを行ったセメント名で、硬化した後の風合いがイギリスのポートランド島で採れるポルトランド石 (Portland limestone) に似ているから付けられた名前だそうです。
〇セメントの中身
ポルトランドセメントの原料は、石灰石、粘土、けい石、酸化鉄原料(銅からみ、硫化鉄鉱からみ、他)、せっこうに分類され、そのほとんどは国内で入手できます。特に、一番多量に使う石灰石については、北海道から沖縄県までの全国各地に高品位の石灰石鉱山が点在しています。(参考:一般社団法人セメント協会)
石灰石は関徳のある愛知周辺ですと、岐阜の伊吹山などに産出がありましたが、現在はセメント用ではなく骨材,路盤材向けに採掘が行われているようです。全国的には山口県・高知県・福岡県の順に採掘が多いです。
セメント工場、確かに山のある地域付近へ行くと見かけることがあります。子供の頃、あの巨大な滑り台のようなパイプのある建物はなんだろう…?と眺めていた記憶があります。
こうした自然由来のもので出来上がるセメントなのですが、起源は古代エジプトのピラミッド、ギリシャ・ローマ時代の水中工事や道路工事、ローマのパンテオン神殿やカラカラ浴場など現存する古代ローマの建物にもコンクリートとして使われていたよう。
しかし、だんだんと石壁や石柱などの使用が増えるにつれ、隙間を埋める塗材としての使用へと変化。
その後産業革命期に入り石材の価格が上がり、また工事内容の複雑化からより強度の高いコンクリートの開発がすすめられた結果、セメントの進化へと繋がっていく…というのが大まかな道筋です。
日本では幕末期に高価なフランス製のポルトランドセメントを輸入し、日本初のセメント会社が設立→当時の工部省技術官が製造・量産化に成功し、工場が民間へ払下げとなった結果現在の太平洋セメントが誕生。その地こそが現在採掘量一位の山口県、ということです!(先ほどの話に繋がりました!)
〇日本のセメント
製造量の上位5か国は、中国、インド、アメリカ、日本、韓国の順です。島国ながら大面積の国々に続く日本。産出量や製造過程にも日本の技術の高さがあるのでしょう。また、山口県には太平洋セメントの全身小野田セメント創業の地であったことから、小野田市セメント町が住所に実際に存在します。大分県には現太平洋セメント工場があるため津久見市セメント町が、神奈川川崎には太平洋セメント前身のひとつ浅野セメントがあったことから川崎区セメント通りがあり、根強く産業として日本に点在しているのですね。
さてセメントについてかなり詳しくなってきました。もっともっと知りたい!となった方は、一般社団法人セメント協会さんのHPや太平洋セメントさんのHPへ!読んでいくと奥深いセメントの世界へ誘われていき、セメント博士になってしまいそう。
次回はモルタルについてです!
外構で使用する資材たちの細かなお話、まだまだ続きますが、どうぞお付き合いお願いいたします♪
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