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関徳のホームページにお越しいただき、ありがとうございます。
先月、アイコットリョーワ様からご招待いただき岐阜県多治見市にある本社工場を見学させていただきました。
今回はそこでお伺いしたタイルのお話やショールームの様子をご紹介します。
初めにアイコットリョーワ様のご紹介をさせていただきます。
アイコットリョーワ様は自社で工場を持つタイルメーカーです。
タイル製品のほぼ100%を自分たちの手で企画、生産し、自社ブランドのタイルとして皆様の元へとお届けしています。
製造工場を持たずに開発に特化したビジネスモデルが主流の時代。
外注で生産を行う事でコスト削減や柔軟な市場対応といったメリットが得られる中、逆光するように感じるかもしれません。
しかし、そのような時代だからこそ伝統ある素材、「焼き物」としてのとしてのタイルが新たな時代でも美しい建築材料であり続けるよう
「ファクトリーブランド」にこだわり、そしてそのメリットを皆様にお届けしているのです。
まず初めにタイルが出来るまでの製造工程をお話していただきました。
タイルの製造工程は大きく分けて3工程に分かれます。
①形成
原料を600tの成型機でプレスし、素地(生地)をつくります。
プレスする際には1cm2当り230kgの圧力をかけるそうです。
➁施釉(色付け)
様々な色の釉薬を素地に吹き付けます。
③焼成
釉薬を付けた素地を焼き上げた後タイルが出来上がります。(焼き上げる際の最高温度は約1260℃にもなるそう。)
この様なタイルの製造工程についてのお話を伺い、従業員一同工場見学への期待が一層高まりました。
次にショールームを見学させていただきました。
入口に入るとまず正面に色とりどりのタイルが展示してありました。
そして中に入ると数多くのタイルが壁一面に展示してありました。
見学している際、スタッフが気になったタイルは近くで見せていただくことも出来ました。
見学の際、このような場所にもタイルが。
いかにもタイルメーカーさんらしさが感じられ、印象的でした。
最後に実際にタイルを製造している工場内を見学させていただきました。
工場ではベルトコンベアーに並べられたタイルが数多くありました。
ベルトコンベアーの側には従業員の方が立っており、目視でタイルを検査しているような姿も見られ、機械だけではない繊細な作業がより高い品質を保っているのではと実感しました。
また、数十メートルにも及ぶ焼きがまの様な機械から伝わる熱さを実際に肌で感じることもでき、その熱さにとても驚きました。
今回ご招待いただき初めて見学に行かせていただきましたが、全ての工程を見学することができ貴重な体験をさせていただきました。
自社で工場を持つメリットを最大限に活かし、「焼き物」であるタイルの良さを広めるため日々企画、開発を行っていると感じ、その努力を実感ました。
アイコットリョーワの皆様、この度は貴重な機会を設けていただき、誠にありがとうございました。
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